世界大百科事典(旧版)内のカンピン,R.の言及
【フレマールの画家】より
…フランクフルト,シュテーデル美術研究所所蔵の《聖布をもつベロニカ》ほか2点の来歴がリエージュ近郊のフレマール修道院に帰せられて以来,この名称が生まれた。しかし今日大半の研究者は,トゥルネー市の公式画家カンピンRobert Campinと同一人物とみなす。同市の古記録から,1427年から32年まで彼の工房にロジュレ・ド・ラ・パスチュールRogelet de la Pasture(ロヒール・ファン・デル・ウェイデンと推定される)とダレJacques Daretが弟子として働いていたことが判明。…
※「カンピン,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」