カンペル,P.(読み)かんぺる

世界大百科事典(旧版)内のカンペル,P.の言及

【顔面角】より

…生体の顔面角は上顔面角または側面角といい,頭蓋骨と同様の測定法をする。ヒトの顔面角をはじめて測定したのはオランダの医師カンペルP.Camper(1722‐89)である。【欠田 早苗】。…

【ひたい(額)】より

…また横から見て垂直な直線となるかわずかに曲がって額から鼻に移るギリシア的プロフィールを人間の頭部の理想的造形としている(《美学》第3部)。 この線をオランダの解剖学者P.カンペルは顔の〈美の線〉と呼んだ。スイスの医師M.ピカートは,人間の根源性のほとんどは額に集中して存在しており,正面から見ると額が顔の上に君臨して支配していると言う(《人間とその顔》)。…

※「カンペル,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」