世界大百科事典(旧版)内のカークトゥスタバルマンの言及
【カダンバ朝】より
…北をグプタ朝,バーカータカ朝,南はガンガ朝,パッラバ朝に囲まれ,これら諸王朝との角逐がカダンバ朝の主要な歴史である。5代王カークトゥスタバルマンKākutsthavarmanの時に最も勢力が安定し,グプタ朝とは婚姻関係を結び,大規模な灌漑用貯水池などもつくられた。その死後2人の子の間で国が南北に分裂し,北の兄王統は5人の王が立って6世紀中ごろまで続いたが,北方にチャールキヤ朝の勢力が拡大すると衰退した。…
※「カークトゥスタバルマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」