カーシー

山川 世界史小辞典 改訂新版 「カーシー」の解説

カーシー

ヴァーラーナシー

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カーシー」の意味・わかりやすい解説

カーシー

「ワーラーナシ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のカーシーの言及

【イスラム美術】より

…ラスター彩陶器は,主としてカーシャーンやサーベで製作され,細かい唐草文様を地文として図像が器面いっぱいに大きく描かれることが多い。以上のほか,建築装飾の素材として,タイルが12世紀ころから急速に発達し,この時代の主要な窯場カーシャーンが語源となり,タイルは〈カーシー〉と呼ばれた。12世紀後半から13世紀後半までの短期間に,シリアのラッカやルサーファで,ラスター彩陶器,青釉黒彩文陶器,単彩釉陶器,多彩釉刻線文陶器などが作られた。…

【コーサラ】より

…その後,都は北方のシュラーバスティー(舎衛城)に移された。前6世紀ごろコーサラ国は〈十六大国〉の一つに数えられていたが,やがて南隣のカーシーKāśī国(都はワーラーナシー)を併合し,南東方の大国マガダとガンジス川中流域の覇を争うにいたった。ブッダ(仏陀)が布教活動を行っていたころ,この国はプラセーナジット(波斯匿(はしのく))王の治下にあった。…

【十六大国】より

…大国とはマハージャナパダmahājanapadaの訳で,マハーは〈大きい〉,ジャナパダは〈人間の居住地〉を意味する。国名は経典によって若干の相違があるが,パーリ語原始仏教経典によれば,アンガAṅga,マガダ,カーシーKāsī(カーシKāsi),コーサラ(国),バッジVajji,マッラ,チェーティCeti,バンサVaṃsa,クルパンチャーラ,マッチャMaccha,スーラセーナSūrasena,アッサカAssaka,アバンティAvanti,ガンダーラGandhāra,カンボージャKambojaである。ガンガー(ガンジス)川流域諸国が大部分を占めたが,ガンダーラ,カンボージャなどの西北辺境地域,デカン西部のアッサカなどの国々も含まれている。…

※「カーシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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