カーラベーラ王(読み)かーらべーらおう

世界大百科事典(旧版)内のカーラベーラ王の言及

【カリンガ】より

…この地方の中心はブバネーシュワルの東郊シシュパルガルフSisupalgarhと思われ,ここには前3世紀から後4世紀までの遺跡があり,前3世紀に周囲1kmに及ぶ城塞に囲まれた都市が建設された。前1世紀にはカーラベーラ王Khāravelaが現れ,南方を征略したあと,ガンジス流域に進出して大勢力となった。王はジャイナ教を信奉して,ナンダ朝が持ち去った聖物を取り返したといい,また領内には貯水池をつくるなど公共事業をおこなった。…

※「カーラベーラ王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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