世界大百科事典(旧版)内のカール・グスタブ戦争の言及
【スコーネ】より
…1103‐1536年にはデンマークの大司教座がルンドに置かれ,ニシン漁でも栄えた。15世紀から17世紀間にはデンマークとスウェーデン間の抗争地となり,1658年第1次カール・グスタブ戦争の結果,デンマークが敗れ,ハーランド,ブレーキンゲ,ボーンホルム(後にデンマークへ復帰)とともにスコーネはスウェーデンに譲渡された(ロスキレの和約)。デンマークは,スコーネ戦争によって失地回復を図るが果たせず,18世紀初頭にはスウェーデン化はほぼ完了し,経済的には1775年のマルメー港の築港,19世紀の鉄道の敷設によって経済的発展をみた。…
※「カール・グスタブ戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」