世界大百科事典(旧版)内のカールスキルヘの言及
【フィッシャー・フォン・エルラハ】より
…ハプスブルク家の下に独自の視野の広い建築文化を形成し,その様式は〈帝国バロック〉と呼ばれた。作品にはバロック教会堂カールスキルヘ(ザンクト・カール・ボロメウス教会。ウィーン,1716以降)を筆頭に,三位一体教会(ザルツブルク,1702),コレギエンキルヘ(ザルツブルク,1705)などの教会堂のほか,アトランティス像柱で飾った階段室で著名なオイゲン皇子邸(ウィーン,1698),壮大なシェーンブルン宮殿(ウィーン,1713)などの宮殿や,宮廷図書館(ウィーン,1723以降)などがある。…
※「カールスキルヘ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」