世界大百科事典(旧版)内のガウス数体の言及
【代数体の整数論】より
…これを代数体の整数論という。代数体の整数論は,C.F.ガウスが4乗剰余の研究の中でガウス数体と呼ばれる体Q(i)(iは虚数単位)における整数論を考えたことに始まる。その後,E.E.クンマーによる円分体の研究や,J.W.デデキントによるイデアルの理論などによって形が整えられ,D.ヒルベルトの報文《Zahlbericht》においてその基礎が確立した。…
※「ガウス数体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」