世界大百科事典(旧版)内のガス砂の言及
【鋳物】より
…近年,粘土分の代りに,水ガラス,セメント,合成樹脂などの無機質,有機質の粘結剤を使い,触媒などの作用で短時間で硬化させる自硬性鋳型が種々開発されている。CO2プロセス(炭酸ガス型)は,ガス砂とも呼ばれ,ケイ酸ソーダを配合した鋳物砂に炭酸ガスを通して硬化させるもので,厳密には自硬性ではないが表ではこの区分に入れた。また,粘結剤をまったく使わず,模型表面に密着させた薄膜を利用し砂粒間の空気を減圧して造型する減圧造型法(Vプロセス)が実用化されている。…
※「ガス砂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」