世界大百科事典(旧版)内のガラス製温度計の言及
【液体温度計】より
…ガラスや金属で作った容器の中に液体(感温液)を封入し,温度による液体の膨張を媒介にして温度を指示させるようにした温度計。容器をガラスで作ったものは,古く17世紀に試作されたのち,さまざまに改良,変形されてきたが,今日もガラス製温度計,またはガラス温度計の名のもとに広く利用されている。また,感温液としてアルコール類(実は,多くの場合石油),または水銀を用いたものが広く普及しているので,それぞれアルコール温度計,水銀温度計と呼ばれる。…
※「ガラス製温度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」