世界大百科事典(旧版)内の《ガリツィア・ボルイニ年代記》の言及
【ロシア年代記】より
… 11世紀から北部の町ノブゴロドで年代記が書き始められていたし,12~14世紀の諸公国分立時代には10余りを数えるそれぞれの公国で,地方的な事件を記述し,その利害を反映した年代記が書かれる。その中には《ガリツィア・ボルイニ年代記》のように高い文学性を備えたものもあった。15世紀に成立した《ラジビル年代記》は色つきの挿絵をおびただしく含んでいることで知られる。…
※「《ガリツィア・ボルイニ年代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」