世界大百科事典(旧版)内のガリレイのシャンデリアの言及
【シャンデリア】より
…そのために装飾効果が重要な機能として与えられることになり,形式はだんだんと美化され,すぐれた造形のものが作られるようになった。イタリアのピサ大聖堂の〈ガリレイのシャンデリア〉(1584)と呼ばれる青銅彫刻製のものやベルサイユ宮殿の水晶製のもの,イタリアのムラノ島で製作された同島のガラス美術館所蔵の華麗な色ガラス製のもの(ベネチア・ガラス)などは,その代表的な例である。 日本でのシャンデリアの使用は,天井の高い洋風建築の導入とともに始まり,初めはキリスト教会などの建物に使用されたが,一般化してきたのは洋風建築が多く建てられるようになった明治初期からであった。…
※「ガリレイのシャンデリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」