キナンコトキシン(読み)きなんこときしん

世界大百科事典(旧版)内のキナンコトキシンの言及

【ヤマゴボウ】より

…果実は8個の分果に分かれ,液質で熟すと黒紫色になる。根に多量の硝酸カリとアルカロイドのキナンコトキシンchynanchotoxinを含み,有毒植物であるが,漢方では商陸(しようりく)と呼び,利尿薬として使われる。葉は食用にされ,辛味があって美味であるが,多量に食べるのはよくない。…

※「キナンコトキシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」