世界大百科事典(旧版)内のキハッチョウの言及
【キハッソク】より
…キハッソクはおもに和歌山県下各地の名称であり,この魚は煮えにくく,煮るのに〈木八束〉も必要であるためこの名がついたといわれる。また和歌山県湯浅ではキハッチョウ,同県三輪崎でシュウリキ,同県和歌浦でナベコサゲ,長崎県でソネワセ,鹿児島県でワシダイと呼ばれる。南日本から西部太平洋,インド洋まで広く分布し,沿岸の深さ5~50mの岩礁域にすんでいる。…
※「キハッチョウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」