キマモリ(読み)きまもり

世界大百科事典(旧版)内のキマモリの言及

【カキ(柿)】より

…一方,カキの花を指さすと実を結ばないとか,カキの木をゆすると翌年実がならないともいわれ,カキが神聖視されていたとみられる。キマモリといって果実を最後に一つ残す風習も成木責め同様カキに対して行われることが多く,こうすると翌年実がよくなるという。また,昔話に登場するカキの木は天や地獄など異界とこの世を結ぶ境に立っていることが多い。…

【果物】より

…また,果物の初物は箕(み)でとるとたくさんなるとか,神に供える前は食べられないなどといい,またかますに入れて川に流したりする。最後の実を一つ残すキマモリの風習もあり,こうすると翌年実がよくなるといって,カキに対してよく行われる。小正月にはカキやミカンなどに豊産をいのる成木責めを行う土地も多く見られる。…

※「キマモリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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