キャトル・サイクル(読み)きゃとるさいくる

世界大百科事典(旧版)内のキャトル・サイクルの言及

【農産物市場】より

…これは,零細な生産者が生産計画時の高価格に対応して生産を拡大したとき供給時に供給過剰がひき起こされ,逆に低価格に対応して生産を縮小すると供給不足がひき起こされることによる(〈くもの巣理論〉の項参照)。2~3年周期のエッグ・サイクル,4~5年周期のピッグ・サイクル(アメリカには約10年周期のキャトル・サイクルがある)のように畜産物に多くみられる。ただし野菜や果実では,収量の豊凶による価格変動が大きい。…

※「キャトル・サイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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