世界大百科事典(旧版)内のキャンバス差の言及
【ボート】より
…それより離れると〈水があくdaylight〉といい,7艇身以上は〈大差〉である。エイトの全長は15~18mで,船首,船尾の上部それぞれ約1.5mは波よけの防水布が張ってあるのでキャンバスと呼ばれ,これを目安に,前部トップキャンバスにかかる1~2mのきわどい差を〈キャンバス差〉,4分の3艇身を超えて後部ラダーキャンバスにかかる差を〈逆キャンバス差〉という。なお,レースの方法としては,バンピングレースbumping raceと呼ばれる,狭い川でいっせいにスタートし,前のボートにタッチ(バンプ)した回数で順位を入れ替え,これを数日くりかえし,優勝者に〈川の先頭Head of the River〉の称号を与えるもの,あるいは主として冬季に行われる長距離のタイムレースで,同じく優勝者に〈川の先頭〉の栄誉を与えるものなどがイギリスで行われている。…
※「キャンバス差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」