世界大百科事典(旧版)内のキュバンの言及
【かご形化合物(籠形化合物)】より
…プリズマンは3員環を含んでいるためひずみが大きく,加熱すると爆発的に分解する。立方体cubicの形をしたキュバンC8H8は1964年に合成された安定な化合物である。ブルバレンC10H10も同じ年に合成され,3個のC=C二重結合を含むかご形化合物で,分子内コープ転位によって10個の炭素がすべて等価になっている。…
※「キュバン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」