世界大百科事典(旧版)内のキラウェア型カルデラの言及
【カルデラ】より
… 陥没カルデラは,さらに次のように細分される。(a)キラウェア型カルデラ ハワイのキラウェア火山の山頂カルデラ(3km×4km)がその例で,玄武岩質の流動性に富んだ溶岩が側噴火により多量に流出した直後に山頂部が陥没して生じる。山頂直下3~4kmに存在するマグマ溜り内部にあったマグマの一部が側方に流出するため天井部が陥没するもので,溶岩は必ずしも山頂火口から流出する必要はない。…
※「キラウェア型カルデラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」