世界大百科事典(旧版)内のキリマンジャロ原住民コーヒー栽培者連合会の言及
【チャガ族】より
…チャガ族がコーヒー栽培を始めたのは1900年代最初頭のことで,22年ころから小農方式で盛んに行った。コーヒーのプランテーションを経営するヨーロッパ人からの干渉にもめげず,25年からは販売機構の組織化を図り,キリマンジャロ原住民コーヒー栽培者連合会(KNCU)を結成し,良質のコーヒーの販路を開いた。36年には1500tの生産量に達したが,集約的なコーヒー栽培は,独自に開発した灌漑システムにより可能であった。…
※「キリマンジャロ原住民コーヒー栽培者連合会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」