世界大百科事典(旧版)内のキンバヤの言及
【アメリカ・インディアン】より
…中間地域は前3000年ころバルディビア文化のように土器をもち原初的栽培を行っていて,文化的先進性を示すが,トウモロコシやマニオク農耕の普及後は,メソアメリカやアンデスのような文明社会の発展はない。しかしながら,パナマのコクレやチリキ,コロンビアのサン・アグスティン,キンバヤ,エクアドルのグアンガラ,トリタ,ミラグロなど,土器,金細工,石製品に独特の洗練をみせる地方的文化を形成した。16世紀初頭,チブチャ族その他が首長とそれに近い近縁者を貴族層とする階層化した社会を成立させていた。…
※「キンバヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」