世界大百科事典(旧版)内のギディングズ,J.L.の言及
【オニオン・ポーテージ】より
…アラスカ北西部,コブック川中流域の河岸段丘上にある遺跡。J.L.ギディングズやD.D.アンダーソンにより調査され,9文化層が確認された。いまのところ詳細に報告されているのは最下層のアクマク文化だけである。…
【デンビー・フリント文化】より
…アラスカ西部のノートン湾に突出するデンビーDenbigh岬に位置するイヤタエトIyatayet遺跡の調査により,J.L.ギディングスが定義した石器文化。現在は極北小型石器伝統(前2300‐前1000)の重要な構成要素の一つと考えられている。この文化の特徴的遺物は細石核,細石刃,ビュラン,ビュラン・スポール,植刃,銛頭,スクレーパーなどである。とくにビュラン・スポールは縁辺に二次調整が加えられており,小型石器として使用されたことを物語っている。…
※「ギディングズ,J.L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」