世界大百科事典(旧版)内のギネアヤムの言及
【いも(芋∥薯∥藷)】より
… ヤマノイモ(yam)類は,ヤマノイモ科植物で食用に利用している植物の総称であるが,日本で利用されるヤマノイモとナガイモという例外的な種をのぞいては,数十種に及ぶ利用種のほとんどの自然分布域や栽培圏は,熱帯から亜熱帯にほぼかぎられている。それらのうち,栽培される重要な種は数種で,東南アジアからポリネシアにかけてはダイジョやハリイモが,東アジア暖温帯域でのナガイモ,アフリカのヤム地帯ではギネアヤムとダイジョが栽培されている。これらのうちダイジョがもっとも重要で,ときには30kgをこえる大型のいもを形成し,日本でも四国や九州以南の温暖地で栽培されている。…
※「ギネアヤム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」