ギボン,J.H.(読み)ぎぼん

世界大百科事典(旧版)内のギボン,J.H.の言及

【人工心肺】より

…その際,人工の肺臓(人工肺)ならびに心臓(人工心)を使用して,静脈血の酸素化と,全身の血液の循環を維持する必要があり,この目的に使われる装置を人工心肺という。動物の血液を機械によって酸素化する人工肺については,1937年にアメリカのギボンJ.H.Gibbon(1903‐ )によって世に紹介され,その後改良が重ねられて53年はじめてヒトの心臓の手術に使用されて成功をおさめた。人工心はポンプで,古くからローラー型ポンプが使用され,途中さまざまの構造のものが用いられたが,現在はローラー型が主として使用されている。…

※「ギボン,J.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android