世界大百科事典(旧版)内のギョールギー,P.の言及
【ビフィズス菌】より
… ビフィズス菌には,主として母乳栄養児の腸管内で増殖するもののほか,成人の腸内や,ヒト以外の動物の腸内で増殖するいろいろな亜種があることがわかっている。
[ビフィズス因子bifidus factor]
人乳中に存在して,ビフィズス菌の腸内での発育を促進する物質をいい,1952年ギョールギーP.György(1893‐1976)によってはじめて発見された。人乳に含まれる,窒素を含むオリゴ糖がその本体で,人乳中に多く含まれ,牛乳中には人乳の約1/100程度しか存在しない。…
※「ギョールギー,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」