クアランテリ,E.L.(読み)くあらんてり

世界大百科事典(旧版)内のクアランテリ,E.L.の言及

【パニック】より

…そのため防災機関では,パニックの結果生じる群衆なだれによる人的被害の軽減策を講じている。しかし,パニックに関する代表的研究者クアランテリE.L.Quarantelliは,たしかにパニックは災害時にも発生するが比較的局部的な現象にすぎず,懸念されるほど広範に発生するものではないとし,パニックについての一般人の誤ったイメージを,災害に関する最大の〈神話〉と呼んでいる。【広井 脩】。…

※「クアランテリ,E.L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android