世界大百科事典(旧版)内のクタ・ラジャの言及
【バンダ・アチェ】より
…かつてこの付近に存在したと推定されるラムリまたはランブリ,漢籍では藍無里,喃里なる小港市国をこの町の前身とする説もあるが確証はない。バンダ・アチェの名は16世紀以降,アチェ王国の王都として知られるが,通称クタ・ラジャ(王都)が多く用いられた。同王国は領内に豊富に産したコショウの貿易をこの町のみに限る政策をとったため,ここは16,17世紀世界有数のコショウ貿易地として栄えた。…
※「クタ・ラジャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」