世界大百科事典(旧版)内のクック,M.A.の言及
【含水爆薬】より
…硝酸アンモニウム,硝酸ナトリウム,水,燃料兼鋭感剤および粘稠剤を成分とした爆薬。1950年代にカナダのファーナムH.E.FarnamとアメリカのクックM.A.Cookの協同研究の結果生まれた新しい工業爆薬である。従来の工業爆薬は耐水性に難点のあるものが多かったが,この爆薬は水を10~20%程度含んでいるために,耐水性は悪くなく,後ガスは良好であり,簡単には着火しないので安全性も高い。…
※「クック,M.A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」