くつ足袋(読み)くつたび

世界大百科事典(旧版)内のくつ足袋の言及

【足袋】より

…鹿のほか犬革も用いられ,正徳(1711‐16)のころには舶来の革も用いたが,洗濯がしにくく臭気がはげしい革足袋は,木綿の普及にともない木綿足袋に取って代わられる。宝永(1704‐11)にはくつ足袋といわれる足首の短い〈こはぜ掛け〉の足袋が流行,こはぜは鯨のひげで作られた。正徳のころにはボタン掛けもあった。…

※「くつ足袋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」