《クブラ・カーン》(読み)くぶらかーん

世界大百科事典(旧版)内の《クブラ・カーン》の言及

【コールリジ】より

…これは〈超自然詩〉の新ジャンルを開拓した。これに属する詩に,《クブラ・カーン》(1798執筆,1816刊)や《クリスタベル》(1797‐1801執筆,1816刊)がある。前者は楽園の原型イメージをもつフビライの宮殿と庭を詩人が想像力で描いた幻想詩であり,後者は純真無垢なクリスタベルが魔性の女ジェラルディーンに誘惑される堕罪がテーマの未完の怪奇詩である。…

※「《クブラ・カーン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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