世界大百科事典(旧版)内のクラーク,L.C.の言及
【人工血液】より
…今のところおもに赤血球の働きを代替させるためにつくられた製剤を意味している。人工的酸素運搬体ともいわれる。血液の成分,赤血球を人工的な物質で補い,突発的な出血の際など緊急の場合に役立てようとする研究は,これまで数多く行われてきた。血漿成分に関してはすでに代用血漿が開発され,臨床にも応用されている。しかし組織や臓器に対して赤血球に代わって酸素を運搬供給し,二酸化炭素を搬出する製剤のほうは目下研究開発中である。…
※「クラーク,L.C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」