《クリオ賛歌》(読み)くりおさんか

世界大百科事典(旧版)内の《クリオ賛歌》の言及

【オーデン】より

…群衆から隔絶した孤独な英雄(飛行士や登山家)に憧れ,風刺や言葉遊びに才能を発揮し,そして詩集《見よ,旅人よ》(1936)では,何よりもすぐれた恋愛詩の作者であった。39年アメリカに渡ってからの《新年の手紙》(1941),《不安の時代》(1948),《アキレスの盾》(1955),《クリオ賛歌》(1960)などの詩集では,ますます政治的主題を離れ,宗教的思索を深めるにいたった。オックスフォード大学詩学教授(1956‐61)も務めたが,この多才な詩人が卓抜なエッセーと絶妙な戯詩の書き手であったことも忘れてはなるまい。…

※「《クリオ賛歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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