クリスティ,J.(読み)くりすてぃ

世界大百科事典(旧版)内のクリスティ,J.の言及

【画商】より

…17世紀には,ルイ14世治下のパリに画商が簇生(そうせい)し,美術収集は富裕な市民にも浸透し,イタリアやオランダではイギリスやフランスの旅行者が美術品を買いあさった。1766年,ロンドンではジェームズ・クリスティJames Christie(1730‐1803)が最初のオークションauction(競売)を開設し,やがてサザビー商会Sotherby’sもオークションを始め,両者のカタログは近世美術の貴重な索引となっている。 19世紀になると,公立美術館や美術展覧会が増加し,それまで芸術家のパトロンであった宮廷や教会に代わって,資本家,実業家による投資や投機のための収集がふえ,ジョルジュ・プティ,ウィルデンスタイン,セリグマン,ネードラーら有力画商が輩出した。…

※「クリスティ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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