クルム法(読み)くるむほう

世界大百科事典(旧版)内のクルム法の言及

【ラント法】より

…ただラント法の一般性は,特別法領域としての都市法によって破られることはいうまでもないが,レーン法との関係は対立的というより相補的である。 個々のラント法が12世紀に事実上存在したことは証書史料の文言から明らかであるが,法記録として最も古いのは,1233年ドイツ騎士修道会総長の公布したクルム法であり,有名なオーストリアのそれは,ルドルフ1世のもとでラントの政治的統合が再確認されたとき(1278‐80)に成立した。中世末期から近世にかけての諸ラント法の〈制定〉は,しばしば領邦君主側のイニシアティブのもとで行われたが,それにもかかわらず,どのラント法もつねに,ラントを構成する諸身分の伝統的諸権利の法的表現という性格を基本的に失うことはなかった。…

※「クルム法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む