クレフティス(読み)くれふてぃす

世界大百科事典(旧版)内のクレフティスの言及

【ギリシア】より

…彼のギリシア共和国の構想によれば,それは狭義のギリシアを範囲とするものではなく,ワラキア,モルドバまでの全バルカンとアナトリアをも包含するもので,それら地域のすべての住民の共闘を呼びかけるものであった。ギリシア本土ではクレフティスKléftisとよばれる義賊の活動が盛んであった。オリュンポス山やピンドス山などを避難所にしながら地主やトルコ兵を襲う彼らの活動に手をやいたオスマン政府はアルマトロスarmatolósと称するギリシア人住民からなる討伐軍を設けたが成果なく,かえってアルマトロスが義賊活動を始める場合も多かった。…

※「クレフティス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む