クロブナ(読み)くろぶな

世界大百科事典(旧版)内のクロブナの言及

【ブナ(橅∥椈)】より

…このため,属名Fagusはギリシア語のphagein(食べる)を語源としている。イヌブナ(別名クロブナ)F.japonica Maxim.(英名Japanese beech)(イラスト)は樹皮が暗灰色であり,葉の裏に白色の絹毛が残り,殻斗が堅果より短く,その柄が3~4cmと細長い。岩手県から熊本県南部までの太平洋側に多く分布し,ブナよりやや低標高にはえる。…

【フナ(鮒)】より

…(1)ギンブナ(銀鮒)C.a.langsdorfi(イラスト)は一般にマブナ(真鮒)と呼ぶ地方が多い。ヒワラ(琵琶湖沿岸),クロブナ(黒鮒,長野県諏訪湖)などとも呼ばれる。フナ属の中でもっとも分布の広い亜種で,日本では北は北海道から南は四国および九州(沖縄県では本島,石垣島および西表島など)までほぼ全国に及ぶ。…

※「クロブナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む