世界大百科事典(旧版)内のクローディアスの言及
【ハムレット】より
…作者はT.キッドという説もある)であったと想像される。デンマーク王子ハムレットは父王の急逝後あまりにも早く母が父の弟で王位を継いだクローディアスと再婚したことに悩むが,やがて父の亡霊によって父が叔父に毒害されたことを告げられる。彼は父王暗殺の状況を筋に仕組んだ芝居をクローディアスに見せてその反応を試す一方,狂気を装って復讐の機をうかがうが,そのうちに王と誤って重臣ポローニアスを刺殺してしまい,その娘で彼の恋人であったオフィーリアは狂死する。…
※「クローディアス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」