世界大百科事典(旧版)内のクンダリニー・ヨーガの言及
【ハタ・ヨーガ】より
…シバ派のタントリズム(タントラ)の教義にのっとり,気息という一種の生命エネルギーを利用し,クンダリニーという蛇の形をとって脊椎の最下部に潜んでいる性力(シャクティ)を覚醒させ,エネルギーの溜り場であるいくつかのチャクラを経由させながら脊椎沿いに上昇させることを目ざす。このため,このヨーガは〈クンダリニー・ヨーガ〉と呼ばれることもある。このヨーガでは,身体は小宇宙,つまり宇宙と相即に対応するものであるとみなされる。…
※「クンダリニー・ヨーガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」