《グストル少尉》(読み)ぐすとるしょうい

世界大百科事典(旧版)内の《グストル少尉》の言及

【シュニッツラー】より

…小説でも彼は世紀末ウィーン社会の診断者たる腕を見せる。なかでも短編《グストル少尉》(1900)では,主人公の一夜の想念が全編〈内的独白〉によって表現され,断片的な思考のなかに,オーストリア帝国少尉の無意味な生活と社会的偏見にとらわれた思考世界があざやかに表される。このような徹底した内的独白の使用に,意識の流れへの没入と物語世界の解体という現代小説の方向がすでに示されるのである。…

※「《グストル少尉》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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