世界大百科事典(旧版)内のグラウィッツ,P.の言及
【腎癌】より
…腎臓の尿細管上皮細胞から発生する悪性腫瘍で,副腎腫hypernephroma,あるいはこれを記載したドイツの病理学者グラウィッツPaul Grawitz(1850‐1930)にちなんでグラウィッツ腫瘍Grawitz’s tumorなどと呼ばれたが,最近は腎癌と呼ばれている。高齢の男性に多く,血尿,側腹部腫瘤,疼痛が古くから本症の三大主徴とされている。…
※「グラウィッツ,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」