グラウン,C.H.(読み)ぐらうん

世界大百科事典(旧版)内のグラウン,C.H.の言及

【受難曲】より

…バッハ以前の受難曲の聞きどころであった福音史家の力強いレチタティーボは消え失せて,感傷的で優美なアリアや合唱曲がはびこるのである。K.W.ラムラー作詞,グラウンCarl Heinrich Graun(1703か04‐59)作曲の《イエスの死》(1755)は,その後19世紀を通じて最も頻繁に演奏された作品であるが,最初から演奏会場での演奏を目的として作られた。ベートーベンの《オリーブ山上のキリスト》(1804)やシュポーアの《救い主の最後の時》(1835)なども,この線上に連なる作品である。…

※「グラウン,C.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む