世界大百科事典(旧版)内のグラフ誌の言及
【グラフ・ジャーナリズム】より
…またそれに引き続いて1930年代の半ばごろまでにフランスの《ビュVu》(R.キャパの有名なスペイン内戦の写真などを掲載),イギリスの《ピクチャー・ポストPicture Post》,アメリカの《ライフ》《ルックLook》等が刊行され,グラフ・ジャーナリズムの黄金時代を迎える。なかでも《ライフ》は編集方針と取材領域,方法等に新境地をひらき,グラフ誌の主導的な地位を確立した。この時期ナチス・ドイツを逃れた有能なカメラマンや編集者が各国に散ったが,アメリカはマーケットが広いため,とくに多くの人材が集まった。…
※「グラフ誌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」