世界大百科事典(旧版)内のグランド・テールの言及
【グアドループ】より
…グアドループ島は二つの島から成り,蝶の形をしている。東側がグランド・テールGrand Terre(面積567km2),西側がバス・テールBasse Terre(942km2)と呼ばれ,その名前とは逆に,小さい方のグランド・テールはおおむね低地であり,バス・テールには小アンティル諸島最高峰の火山グランド・スーフリエール(1484m)と,県都バス・テールがある。県域は主島のほか,周辺のマリー・ギャラントMarie‐Galante島,レ・サントLes Saintes島,ラ・デジラードLa De’sirade島と,さらに離れた2島サン・バルテルミSaint Barthélemy,サン・マルタンの5島を含む(ただし,サン・マルタン島は一部オランダ領)。…
【ポアンタ・ピートル】より
…ブラジルから渡って来たユダヤ人によって1654年に建設された。バス・テール島とともにグアドループを構成するグランド・テール島にあり,両島を隔てるマングローブ林におおわれた浅い入江リビエール・サレーの南の入口付近に位置する。ポアンタ・ピートル港は1万8000トン以上の船舶が接岸可能な波止場をもち,3km離れた近郊にはグアドループの空の玄関レゼ空港がある。…
※「グランド・テール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」