グリオキシソーム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グリオキシソーム」の意味・わかりやすい解説

グリオキシソーム

「ミクロボディ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のグリオキシソームの言及

【グリオキシル酸回路】より

…この回路を一巡すると,2分子のアセチルCoAから水素2原子がとれて,1分子のコハク酸が合成される。植物ではこの回路の酵素はグリオキシソームglyoxysome(=マイクロボディ)とよばれる細胞内亜粒子に局在している。植物がある条件下に置かれると,この回路を利用して脂肪の糖への転換が活発に行われる。…

【マイクロボディ】より

…ミクロボディともいう。カタラーゼおよび一群の酸化酵素を含む細胞質内の小顆粒(かりゆう)をいい,動物でペルオキシソームperoxysomeや植物でグリオキシソームglyoxysomeと呼ばれたものと同一である。この名はローディンJ.Rhodinが電子顕微鏡でマウス腎尿細管の上皮細胞内に見いだした顆粒につけた形態学的な名である(1954)。…

※「グリオキシソーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む