《グレゲリーアス》(読み)ぐれげりーあす

世界大百科事典(旧版)内の《グレゲリーアス》の言及

【ゴメス・デ・ラ・セルナ】より

…〈夜が打つ脈搏はかるコオロギや〉などに見られる鋭い自然観察眼は,日本の俳人のそれを思わせるが,彼自身の定義によれば〈諧謔(かいぎやく)と隠喩の総合〉の所産なのである。10年来,無数に作られた〈グレゲリーア〉は数回にわたって集録されて《グレゲリーアス》(1917‐60)として刊行された。〈グレゲリーア〉とは現実の事象を機知と比喩に富んだ独自の発想で散文に表現したもの,と解釈されている。…

※「《グレゲリーアス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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