グレッグ,N.(読み)ぐれっぐ

世界大百科事典(旧版)内のグレッグ,N.の言及

【先天性風疹症候群】より

…風疹は風疹ウイルスによって起こり,一般には軽く経過する病気であるが,妊婦が妊娠初期にかかると胎盤を通して胎児に感染し,流産や種々の奇形発生の原因となる。この症候群は1941年オーストラリアの眼科医グレッグN.Greggによりはじめて報告され注目されたが,その後62年のアメリカにおける風疹の流行で多数の患者が発生し,その詳細が知られた。胎内感染による奇形発生の代表的なもので,その感染時期により種々の奇形を生ずる。…

※「グレッグ,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」