《グレティルのサガ》(読み)ぐれてぃるのさが

世界大百科事典(旧版)内の《グレティルのサガ》の言及

【サガ】より

…《エギルのサガ》は,アイスランド中世切っての英雄で同時に第一の詩人とされているエギルの,祖父から4代にわたる一族の波乱にとんだ生活の記録であり,エギルの代表的な自作詩がちりばめられている。《グレティルのサガ》は無口で荒っぽくけんか早い性格の剛勇グレティルが不運につきまとわれ,追放生活を送るうち,ついに追手に襲われ凄惨(せいさん)な死をとげる話。《ラックサー谷の人々のサガ》は珍しくも女性を主人公とし,4度も結婚しながら結局最愛の者と結ばれることのなかったグズルーンが,その最愛の者をみずから死に追いやるすさまじいなりゆきを深い共感をもって描く。…

※「《グレティルのサガ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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