ケナシアオギリ(読み)けなしあおぎり

世界大百科事典(旧版)内のケナシアオギリの言及

【アオギリ(青桐∥梧桐)】より

…成熟前に早くから5裂開し,各片は長さ7~10cmの舟形で,ふちに直径約6mmの球形の種子を数個ずつつける。アオギリは葉裏が有毛のものと無毛のものがあり,前者を狭義のアオギリvar.tomentosa (Thunb.) Kurata,後者をケナシアオギリvar.simplexという。日本に本来自生すると考えられているのはケナシアオギリで,伊豆半島,紀伊半島,四国,九州,沖縄の沿海地に生育し,さらに台湾,中国,インドシナに広く分布する。…

※「ケナシアオギリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む