世界大百科事典(旧版)内のケナシアオギリの言及
【アオギリ(青桐∥梧桐)】より
…成熟前に早くから5裂開し,各片は長さ7~10cmの舟形で,ふちに直径約6mmの球形の種子を数個ずつつける。アオギリは葉裏が有毛のものと無毛のものがあり,前者を狭義のアオギリvar.tomentosa (Thunb.) Kurata,後者をケナシアオギリvar.simplexという。日本に本来自生すると考えられているのはケナシアオギリで,伊豆半島,紀伊半島,四国,九州,沖縄の沿海地に生育し,さらに台湾,中国,インドシナに広く分布する。…
※「ケナシアオギリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」