世界大百科事典(旧版)内のケルト文化の言及
【ケルト人】より
…スコットランド,ウェールズ,アイルランドはケルト世界のうちにとどまり,またブリテン島から逃れた一部の部族は,大陸に渡ってガリアのブルターニュ地方に入った。この部族はブルトン人として,現在まで独自のケルト文化を保ちながら,その地に居住している。8世紀末以降のノルマン人の進出は,フランク王国のようなゲルマン人国家にとってと同様に,ケルト人に対して大きな打撃を与えたが,10世紀末までにはその脅威は去った。…
※「ケルト文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」