ケレン師(読み)けれんし

世界大百科事典(旧版)内のケレン師の言及

【ケレン】より

…定格をはずれ,見た目本位の奇抜さをねらった演技や演出をいう。そうした芝居を〈ケレン物〉,演じる役者を〈ケレン師〉といい,邪道と考えられて非難された時期もあったが,芝居の流れの必然から行われる場合には,歌舞伎の演出の一特色ともなっている。初期の若衆歌舞伎時代に見世物芸との提携がなされて以来,元禄歌舞伎をはじめ,いつの時代にも写生的な演技の一方に,この種の演技・演出が行われてきた。…

※「ケレン師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む